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2011年6月25日 (土)

夏ですね!

私がブログをサボっていた一週間・・

東京は本格的な“夏”の気配になってきましたね

でも、梅雨明けしていないから蒸し暑い

こういう気候が一番グッタリします・・体調崩していませんか??

私は早くも、毎日ノースリーブで過ごしています

例年、真夏は室内の冷房が強すぎて、薄着をしていると反って体調を崩すことが多いのですが、

さすがに今年は「節電対策

その心配は和らぐのではないかと思います。

だから、エコ(eco)な服で過ごせるわけです

さて、今週はいろんなことが忙しくて、ブログそっちのけ状態でした

忙しいといっても、

私の場合は“観劇込み”の忙しさ(笑)。

今週は劇団四季の『ヴェニスの商人』を拝見してきました

私は、浜松町にある“自由劇場”の空間が大好きで、

四季に入りたいと思うきっかけになったのも自由劇場で上演した『スルース』というストレートプレイを拝見したから、、なのです。

運良く、四季の初舞台は自由劇場(『鹿鳴館』にて)

その後、『赤毛のアン』や『オンディーヌ』などで、何度も自由劇場に立つ機会に恵まれました

さて、『ヴェニスの商人』。

平さんが四季の舞台に登場したのは、なんと36年ぶりだそう

“四季で観る平幹二朗”というのも、私の興味の一つだったわけです。

平さん演じるシャイロック(←ヴェニスの商人)が意外なカタチに見えたのが新鮮だったし、やはり存在感と迫力は見ごたえがありました

笑いが起こるストレートプレイは四季作品の中では稀有だと思うし、個人的に楽しみポイントがたくさんあったので、観に行けてよかったなぁと思います

それから、『八日目の蝉』という映画も鑑賞しました。

映画館で観る映画は久しぶり

しかもこの作品はず~っと観たかったのですが、もうすぐ終わってしまう予感がして駆け込みました

ん~俳優さんの演技は良かったし、部分的な感動もあったけど、

結局、どこに共感していいのかが掴めず・・

何を訴えたいのか解らず・・

「原作を読みたい」と思う結果になりました

原作は良かったのに、映画版を観ると「がっかり」するパターンありますよね?

これも、それかな?・・と(爆)。

いや、私の理解力が浅かったのでしょう

私は原作を読んでいないので、きっと原作には“何か”メッセージがあると信じてみようと思います

今日はずいぶん涼しく感じるような

それでは、よい週末を

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2011年6月20日 (月)

父の日!!

6月19日

今日は父の日でしたね

私は、実に“らしい”一日を過ごしました。

できるだけ、今日は予定を入れないように・・と思っていたら、
本当にフリーな一日になったので・・

まずは、我が父&母を誘ってランチをしに行きました

残念ながら予定していた和風懐石料理店が貸切で入れず
結局、焼き肉に決定また韓国料理かって

・・好きなんですよね家族そろって

両親と外食する機会は、今や年に数回だけだし、実家と違って、ちょっと外ゆきの会話をしちゃったりして、楽しいのです。

主役の父は、私たちの会話をほぼ聞いているだけなんですけど(笑)。

最近はほとんど遠出をしない父なので、今日は少しでも息抜きになってくれたらなぁ・・なんて思います

ランチを済まし、次は義理の父母のところへ会いに行ってきました

初めて義父にプレゼントしたものは・・「焼酎の詰め合わせ」

「お酒」に詳しくない私、

銘柄選びの際、店員さんがせっかくウンチクを教えてくれたのに、購入してから数日経っていたために・・すっかり忘れて、何も説明できず

とりあえず奉納し(笑)、ティータイムを過ごして・・私の“父の日”が無事終了しました。

とにかく、どちらの両親とも、

元気な顔を見られて良かったなぁ・・
健康でいてくれることは幸せだなぁ・・

と思いました

世の中のお父さん、

いつもお疲れ様です

そして、いつもありがとう

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2011年6月17日 (金)

マリア発見☆

たまたま目の前にあった雑誌を、

ぼおっと・・

ただ、ぼおっっと眺めながら・・

「似てる人もいるもんだねぇ・・」

(ちょっとずつ顔を近づけていき・・)

・・・・。

あれ?

(表紙をガン見する

似すぎじゃない

(中身を一気にめくる

やっぱり

そうなんです

『ハッチ2011』の萬公演の“マリア”こと、

清水マリアちゃんが雑誌の表紙を飾っていました

見てください

マリア発見〓

ロングヘアから一転、バッサリとショートヘアになっていたから、すぐに分からなかったのですが、

顔がどう見ても、マリア

だって、こんな美人はなかなかいませんもの

あっ・・・舞台をご覧になっていない方には、ちんぷんかんぷんだと思います
簡単に申しますと、4月の舞台の共演者なんです

何がびっくりって、マリアがモデルの活動をしている(or 始めた)ことを全く知らなかったからこその驚きだったわけです

この雑誌はフィットネス専門誌

マリアは表紙だけでなく、エクササイズの特集ページも担当してました

マリア発見〓

うん、キレイ

ベリーショートがすっごく似合ってますよね
そしてこのきれいなボディラインも魅力的

マリア発見〓

こうして、芝居仲間が活躍している様子を窺えることは、
刺激でもあり、やっぱり嬉しいです

思わずマリアに「見つけたよ~」ってしたら、

「また見つけてもらえるように頑張ります

とのお返事が

これからがたのしみですね

皆さんも機会があったらぜひ見てみてください。

私もこれを機に、マリアのエクササイズページを眺めるだけじゃなく・・やろうかな

(ちなみに、普段、私が愛読するような雑誌ではございません。
つまり、私物ではなく、人様のものを激写しました

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2011年6月15日 (水)

フーレセラピー

“フーレセラピー"

聞いたことありますか?
実は私もたまたま出会ったのですが…

ボディマッサージの一種なんです

先日、街を歩いていて、たまたまもらったチラシに

トライアル体験割引

なるチケットがついていたので、友達と二人で初体験

フーレセラピーとは…そう

全て「足」で施術をしてもらうマッサージのこと

私、かなりのマッサージマニアでして

台湾式マッサージ
タイ式マッサージ
ロミロミ
スポーツマッサージ
鍼灸
整体
カイロプラクティス
etc.

あらゆるものを受けてきました

まぁ、マニアというより、自分の身体のメンテナンスのため、ひいては、肉体労働な仕事のためなので、自分に合うもの探しをしているだけなんですがね

そんな中でも、
フーレセラピーは全くの初体験

手で施すマッサージに比べ、半分の時間で、同じ位の効果が出せるらしいのです
しかも、揉み返しがないとか


そんな予備知識を蓄え、いざ体験

いやはや、ホントに人様(ひとさま)の足で踏まれました(笑)

でも、

ホントに足でやってるの

って見たくなる程、足技が細かい
(基本的にこちらはうつ伏せなので、マッサージ師さんの行動は見られないのです)

私の足は、
「板を踏んでいる様ですね棒が入っているみたい
と誉められながら…あっという間に施術終了。

もっと踏んで〜

って思いながらも終了

自分自身ではマッサージのできない、

“足の付け根の内側"

が一番、やりがいを感じました


ここがほぐれないと、どんなに肩や腰を直接マッサージしても、一時的に軽くなるだけで、根本的な処置にはなっていないんですって
勉強になります

そんなフーレセラピーの体験記でした。

また人に踏まれたくなったら行ってみよう

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2011年6月13日 (月)

「飛龍伝2000」&「ユタ」

今週末は

『飛龍伝2000』

『ユタと不思議な仲間たち』

を観劇してきました

『飛龍伝2000』は以前から観劇を度重ねている、北区つかこうへい劇団の解散公演の中の一演目。

一方、『ユタと不思議な仲間たち』は劇団四季のオリジナルミュージカルです。

そう、どちらも私がお世話になってきた2大劇団です

『飛龍伝』といえば、中学の頃、カーテンコールの“パラダイス”という曲のダンスを、演劇部のダンス練習で踊りまくっていたんだよな懐かしい。。

最初に観たのは、たしか『飛龍伝’90』の録画ビデオで・・
その後、生の舞台で観たのは2001年、2003年、2010年だったようです。
(パンフレットより記憶を辿ってみたところ・・)

今回の『飛龍伝2000』は私の知っている飛龍伝の王道!といった感じで、とても理解しやすくどっぷりハマることができました。

また、歴代の飛龍伝は劇団外の女優さんを迎え入れ、“ヒロイン・神林美智子”を演らせるのが定番でしたが、今回の美智子は13期生の船越さん
役に忠実に‥強く、でも弱く、そして可愛い女性像を体当たりで演じられていて、とても共感が持てました

最近、ダンスの振付けでずっとお世話になっている古賀先生をはじめ、昔、舞台でご一緒させていただいた諸先輩方を再びこの作品で拝見できる喜びもあり・・
わりと最近の団員さんで、初めてお目に掛かる方々に興味もあり・・
つかこうへい劇団の遍歴を楽しみながら、拝見することができました。

そしてラストは・・“パラダイス”

これがあっての『飛龍伝』です
私が演劇部で踊っていたころより、かなり、いや相当、ハイパーになってますが、
そりゃ、古賀先生の振り付けですものね(笑)。

どんなお歳の方であろうとも、カーテンコールは踊る

それがつか作品の醍醐味でありましょう

『飛龍伝』3部作公演は、12日でもって終了しました。
皆様、お疲れ様でした

次回は
滝野川会館で、

『売春捜査官』 6月22~24日19時・25日17時
『ロマンス』   6月25日13時・29日19時・30日19時・7月1日13時
『蒲田行進曲』 7月1日19時・2日13時&19時・3日13時

上記の3部作公演があります。これが最終公演です
北区つかこうへい劇団の公演を観られるのはラストチャンスとなりますので、ご興味のある方は、本当にお見逃しなく

続いて、私の出身、中高演劇部の学生を引き連れ、一緒に観劇したのが、
劇団四季の『ユタと不思議な仲間たち』でした

もう何度も観てきた作品ではありますが、四季もまた時間の流れとともにキャストが変わっていくので・・
今日は、私の同期が出演していたり、直接お世話になっていた先輩が出演されていたり、キャストの編成により、新鮮に観ることができ、楽しさも倍増でした。

それにしても、ユタと子供たちの乱闘シーンは何度見てもハラハラします
怪我しないでよ~!って

転校をし、都会のもやしっ子とののしられていたユタは、座敷わらしのペドロ一家と出会ったことで、心身ともに強くなっていき、命の尊さ、生かされている自分の価値に気付いていくんです。

ユタはいじめっ子たちに受け入れてもらえるよう、自分自身が強くなろうと頑張る

私は、世の中の子供たちに、

「闘うことを恐れないで!」

と、できる限り伝えていきたいと思っています。

最近は、競うことを知らずに大人になってしまった人が増えている気がする。

だから協調性がない。

競うこと、つまりは、他人をみること、そして自分と比較すること。

比較して、それをただの嫉妬で留まるのではなく、

どうしたら、その他人のようになれるのかを、その目標に近づけるのか、自分の力で考えてほしい。

と、思うのです。

「闘うことを恐れないで!」

とは、、つまり、己を知り、己と闘うこと。

私は、この世界にいて、ものすごく己と闘うことに強い人たちと出会ってきたと思います。

そういう他人の強さを知って、私自身ももっと強くならなければ、と努めてきた気がするのです。
まだまだ、甘いけど。。

役者をやる方はそもそもストイックだから、加減も知らないわけですが・・

役者をやるとかは全く関係なしに、

それって結構大事だよ!何事にも役に立つよ!

って、伝えていきたいと思っているんです。

それも、私がこの世界で学ばせてもらった人間としての宿命かな・・

なんて思ったりして。

あらあら、
ユタの感想から思わぬ方向に発展しちゃいましたが・・

そんなこんなの今日この頃でした。(まとめがめちゃくちゃ

さてと、最後に、高1、中3、中2の合計27名と一緒に、劇団四季・秋劇場前にて

実は秋のコンクールに向け、高校演劇部の指導を担当することになりました。

みんなで頑張って行こうね

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2011年6月11日 (土)

「レミゼ」my千秋楽

以前もブログに書いたような気がしますが・・

私は『レ・ミゼラブル』というミュージカルが大好きなんです

今回は帝劇で4月から公演が始まっていますが、、

今回のレミゼは、私が四季時代、大変お世話になった吉原光夫さんが“ジャン・バルジャン役”に衝撃のデビューをされたということもあって、とびきりテンションの上がるイベントとなりました

東宝さんの『レミゼ』は一つの役をダブルやトリプルでキャスティングされているため、人によって千秋楽を迎える日が異なります

今日は光夫さんにとっての楽日

というわけで、また勝手に見守るべく(笑)、私も『レミゼ』観劇の千秋楽を迎えました

話はさかのぼり・・

『レミゼ』との出会いは10年前。
大学在学中にイギリスのシェフィールドという田舎町に留学をしていて、週末の度に、宝塚大好きの“綾子”と二人、片道4時間のコーチ(高速バス)に乗ってロンドンに出るのが唯一の楽しみでした。
目的はもちろん“観劇”
ミュージカルやらシェイクスピア(英語のストレートプレイ観劇はほぼ壊滅的でしたが)やら、超破格の学生割引で、あらゆる舞台を観まくったのです。
それが目的で留学先をイギリスにしたんだけど

偶然にも観劇大好き仲間がいて、私と行動を共にしてくれたので、本当に有難かったです

そんな綾子が「是非観てほしい!」と誘ってくれたのが『レ・ミゼラブル』

エポニーヌの絵が描かれた暗い看板に・・・「え、暗そう」と思ったものの、人がオススメしているものを断るわけにもいかず、、お供することに(笑)。

そしたら、びっくり
エポニーヌ役の小柄な女性が歌う「On my own」に感動

正直、その段階でストーリーまでは追いつけていなかったし、照明が“暗い”という印象しか残っていないんだけど(笑)、とにかくその女性の歌声に・・釘づけ

んで、「この曲をもっと聞きたい!」と思ってCDを買ったら、収録はなんと“島田歌穂”さん

結局、あの時に観た、聞いたエポニーヌがどなただったのかは不明なんですが・・

それが、『レ・ミゼラブル』との出会いでした。

その後、私がはまったのは2005年から。
ミュージカルに興味を持ち始めたころ、改めて日本版を観てみたら・・・
レミゼのナンバーを聞けば聞くほど好きになってしまったのです

さて、話は戻り、
そんな『レミゼ』の主役ジャン・バルジャン(レミゼの中で私が一番好きな役)に、光夫さんが登場

2か月ぶりに拝見する光夫さんのバルジャンは、愛も熱もこもっていて、迫力を増した歌声、優しさ溢れるソフトな歌声、などなど、と~っても魅力的でした。

32歳とは思えない貫録もさすがです

そしてそして、今日が千秋楽公演となった5名のキャストさんから、カーテンコールでご挨拶がありました。
そんな特典があるとは露知らず・・得した気分

皆さん、即興にも関わらず、個性あふれる立派なコメントをされていて感心してしまいましたが・・
最後に光夫さんからのご挨拶。

感動しちゃいました
私も胸がいっぱいで(笑)、何を話されていたかあまり覚えてないんだけど(笑)・

「産んでくれたお母さん、ありがとう」・・と。

そう、光夫さんも“人の子”なんですよね()。

このキャスティングが決まってからの一年間、そしてこの2ヶ月間の公演の中、
様々なプレッシャーと闘い、自身と闘い、乗り切ってこられたんだろうな・・と思います。

歴史ある『レ・ミゼラブル』に“吉原光夫”という新風がふき、確実にその形跡を残されたことを、心から尊敬し、私にとっての励みにさせていただきたい、と思っています。

光夫さん、本当にお疲れ様でした

余談・・
あの綾子が先日、「マリウス役の山崎育三郎君が今イチオシなのよね~」と云っていて、私も今公演で(偶然)2回ほど拝見させていただきましたが・・
うん、カッコいいですっっていうか、甘いんです
彼がロミオをやる『ロミ&ジュリ』9月公演、観ちゃおうかなと思ってます

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2011年6月 9日 (木)

朗読活劇「レチタ・カルダ」

先日、ちょっと変わった舞台を観てきました。

それは・・・

朗読活劇 “Recita Calda(レチタ・カルダ)”

朗読、芝居、音楽が織り交ぜられた、新感覚の朗読劇

タイトルは「6月の真紅の薔薇 沖田総司」

語り手は、早乙女 太一さん

そしてステージは・・

P6050376

築地本願寺の本堂そのものです

「特設ステージ(野外)」と記載はあったけど、、

まさかのステージに期待も高まります

この日は夜から雨の予報にもかかわらず、、
「上演中、傘はさせません」というSっ気たっぷりなルール

なので、雨合羽、バスタオル、をかばんに仕込んでのお出掛けでした(笑)。

さて、本編は・・

私は初見の早乙女太一さんにも注目でしたが、

語りの合間に見せる殺陣(敵役はジャックの3人)、

三味線と琴の生演奏、

そして、自然界の演出“雨と風”が相まって、

いやいや、雨が降ってきたら機敏に雨合羽を着用し、冷静に対応する客席の気合も含めて・・

なんだかすごい空間だったな・・と。

なんと言葉で表現したらよいのか分からないのですが。

沖田総司目線から語られる、新撰組、近藤勇、土方歳三、そして、恋人おあいとの恋愛模様

そう、なんといっても、脚本が面白かったな・・と思ったら

三好 徹さんの「6月は真紅の薔薇 沖田総司」というタイトルそのままの原作があるようで。。機会があれば読んでみよう

東京 築地本願寺の公演は終了しましたが、
今週末は 京都 金戒光明寺
再来週は 名古屋 東別院

にて公演があるようです。もちろん、野外で
これまた情緒があるでしょうね~

そしてそして、

まだ十九歳の早乙女太一さん、たったひとりで息つく間もなく、約2時間語り続けたのはお見事でした

今度はぜひ、十八番の女形でお目にかかってみたいなぁ

先日の赤テント(唐組)にしても、今回にしても、

演劇空間って無限なんだわぁ

と感心する今日この頃です。

さて、わたしはどこで演やろうかな・・(笑)。

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2011年6月 6日 (月)

飛龍伝’80

先日、

北区つかこうへい劇団・解散公演

『初級革命講座 飛龍伝’80』

を拝見してきました。

北区つかこうへい劇団・・・

私は”5期生”として高校一年生の時に入団し、お世話になったところです。

当時はつかさんの作品で私が表に出ることはほとんどなかったけど、夏休みを、いや青春時代を丸ごと捧げて、つかさんや大先輩の役者さん方と過ごし、作品創りをしていた時期が懐かしく‥大変貴重な経験をさせていただきました。
ここは、まさに私の原点なのです。

寂しいことに、劇団の解散が決定しています。

その解散公演として、今、『飛龍伝』3作連続上演を6月1日~12日までやっています。

今日は‥『飛龍伝』の80年バージョン。
「初級革命講座」というタイトルも全く知らず、本当に初めて見る作品でした。
なんと、3人芝居なんです

出演者は、

1期生の神尾 佑さん(在団中は鈴木祐二さんだったので、以下、祐二さん)

2期生の吉田智則さん

8期生の渋谷亜希さん

のお三方です。

前説では同期の友部康志さんや黒川恭介さんが出てきて、若干凍てついた舞台‥を微笑んで見守りました。な~んて!(笑)

いや~本当に熱い熱い、また役者目線としては「お見事です!」と云いたいくらいの“重労働”な舞台でした

とにかく、2時間以上の舞台で、3人が台詞をしゃべり続ける、という完全ストレートプレイ。

『飛龍伝』はここが原点だったんだぁ、と納得しつつも、今まで見てきた『飛龍伝』じゃないという違和感もあって、本当に新鮮でした

何より、3人だけでやりきったそのエネルギーとパワーに脱帽です
いや、このお三方だからこそ!!と云えるでしょうね

じつは、祐二さん、智則さん、渋谷さんには、私は各々に本当にお世話になった方々なのです。

祐二さん‥私が15歳の時、西澤先生の『君を感じる時』で初舞台を踏んだ時の共演者さんでした。もちろん、劇団では大先輩。

私は初舞台に立つことの課題が多すぎて、一杯一杯の状態でしたが、その稽古期間中、祐二さんが私に云った言葉が今でも忘れられません。

「お前が中学生だろうと、お客さんからお金をもらう以上は、関係ないぞ。」

当時、演劇部の舞台しか経験がない私には、目から鱗のような、とても厳しい言葉だったけど、同時にスッと受け止めることができ、揺るがない決心ができたのを、今でも覚えています。

プロとして舞台に立つ厳しさを教えてくれたと同時に、いち俳優として対等に扱おうとしてくれているお気持ちが、本当に嬉して‥。
この話を、以来、祐二さんにしたことはないけど、今でも本当に感謝しているんです。

智則さんは、私が高1の時出演させてもらった『ロマンス』という作品の主役で、ホモセクシャルの役を演じておられたのが、初共演でした。
その時の私は、“謎の女”という謎な衣装を着た、謎な役どころでした(笑)。

『ロマンス』は男同士の愛の物語で、水泳部の海パン男達がたくさん出てくるような奇抜な世界でしたが‥

ず~っとその稽古を拝見させてもらって、

なんてかわいいんだろう。
女性より愛の表現がストレートで愛おしい。

と思わせてしまう、魅力的なお芝居をされていたのが、痛烈に印象に残っています。

今日は全く違う役どころでしたが、私にとって、つか作品になくてはならないものが、今なおしっかりと健在していたのがうれしかったです。

そして、渋谷さん‥私が劇団を出てから、約5年ぶりにつか作品に参加させていただいた『ストリッパー物語』でヒロインの明美を演じられておりました。
その時、私は妹分として共演させていただきました。

最初は私、明美のライバル的存在のストリッパーだったのに‥
稽古中、一転、

“おバカなルミちゃん”

が誕生し、私は明美のいるストリッパー一座の妹的存在として登場しました。

『ストリッパー物語』から8年‥
渋谷さんは当時と変わらない美貌、スタイルで、女性の私もほれぼれしちゃいますが‥実は、中身はサバッサバのかっこいい女性なのです。

渋谷さんがいることで、どれだけ心強かったか。。

そんな、私個人的に思い出深いお三方が、再び、つかさんの、しかも初めて観る演目で共演されているというのは、本当に不思議な感覚でした。

客席では、それぞれに、いろいろな想いで、この作品を見つめているんだろうなぁ・・なんて思ったりして。

なんだか、話がまとまらないので、この辺にしておきます。
とにかく拝見できて良かったです
「初級革命講座」は5日までで終了しました。
本当にお疲れさまでした

来週は『飛龍伝 2000』を観に行く予定です

ではまた

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2011年6月 5日 (日)

ご無沙汰でした!

公演終わった途端に、

ブログ書かない

という悪い癖が出ちゃいました~

この一週間は、やりたかったことをやりたい放題の充実した一週間でした!

たとえ2日間だけの公演といえども、稽古期間はなかなか羽が伸ばせませんからね

ということで、

飲み会、カラオケ、女子会、シュミレーションゴルフ、ネイル、英国式リフレクソロジー、舞台観劇etc..バッタバタと過ごしました~

遊んでばっかでごめんなさい

でも合間に仕事もしてるんですよ(笑)

そんな中、唯一写真が残っている“女子会”を紹介しますッ。

先日の大学友人の結婚式に一緒に列席していた女の子たちだけで、改めて会いました

女子会の実現は、約一年ぶり

「シンガポールから一時帰国している薫子が、日本にいるうちに!」
という危機感をもったら、見事実現したわけです

今回は原宿駅から徒歩10分位のところにある「コリアン オーガニック ナビ」に伺いました!

女子会

この店イチオシのコラーゲンたっぷり、韓国鍋料理「タクハンマリ」。
鶏一匹丸ごと入った、あっさりソープの鍋です。しあわせ~

そのほか、大好きなサムギョプサル(豚バラの焼き肉)、海鮮チヂミ、旬野菜のスチームなどなど、これでもかってくらい食べて、しゃべり続けた女子5人

女子会

しっかりデザートまでいただきましたよ

女子会

あっ、気付いたら、周りのお客さんいないじゃんってくらい長居してお開きとなりました

駅から意外と歩くし、みんな一度は迷ってから到着したお店にも関わらず、平日の夜でも女性のお客さんでいっぱいの人気店でした。
おしゃれな韓国料理店。いかにもの焼肉屋さんじゃないのに、しっかり韓国料理が食べられるから、女性に人気なんでしょうね。

私は原宿にはめったに行かないけど、また行ってみたいお店でしたおすすめですよ

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