朗読活劇「レチタ・カルダ」
先日、ちょっと変わった舞台を観てきました。
それは・・・
朗読活劇 “Recita Calda(レチタ・カルダ)”
朗読、芝居、音楽が織り交ぜられた、新感覚の朗読劇
タイトルは「6月の真紅の薔薇 沖田総司」
語り手は、早乙女 太一さん
そしてステージは・・
築地本願寺の本堂そのものです
「特設ステージ(野外)」と記載はあったけど、、
まさかのステージに期待も高まります
この日は夜から雨の予報にもかかわらず、、
「上演中、傘はさせません」というSっ気たっぷりなルール
なので、雨合羽、バスタオル、をかばんに仕込んでのお出掛けでした(笑)。
さて、本編は・・
私は初見の早乙女太一さんにも注目でしたが、
語りの合間に見せる殺陣(敵役はジャックの3人)、
三味線と琴の生演奏、
そして、自然界の演出“雨と風”が相まって、
いやいや、雨が降ってきたら機敏に雨合羽を着用し、冷静に対応する客席の気合も含めて・・
なんだかすごい空間だったな・・と。
なんと言葉で表現したらよいのか分からないのですが。
沖田総司目線から語られる、新撰組、近藤勇、土方歳三、そして、恋人おあいとの恋愛模様
そう、なんといっても、脚本が面白かったな・・と思ったら
三好 徹さんの「6月は真紅の薔薇 沖田総司」というタイトルそのままの原作があるようで。。機会があれば読んでみよう
東京 築地本願寺の公演は終了しましたが、
今週末は 京都 金戒光明寺
再来週は 名古屋 東別院
にて公演があるようです。もちろん、野外で
これまた情緒があるでしょうね~
そしてそして、
まだ十九歳の早乙女太一さん、たったひとりで息つく間もなく、約2時間語り続けたのはお見事でした
今度はぜひ、十八番の女形でお目にかかってみたいなぁ
先日の赤テント(唐組)にしても、今回にしても、
演劇空間って無限なんだわぁ
と感心する今日この頃です。
さて、わたしはどこで演やろうかな・・(笑)。
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