あと一週間!!
8月上旬の高校演劇部の夏合宿で、新作を書くと断言した、
『一輪のひまわり』
発表まで、あと一週間となりました。
来週末は、校内の文化祭にて初披露。
そして再来週は、いよいよ地区大会です
ラストスパートに差し掛かった今週から、休みなく、休日も放課後も稽古が続いてます
学生たちは、
朝練→授業→昼練→授業→放課後:私のスパルタ稽古
の日々を繰り返しているんだから、大変ですよね
私もこんなに母校に通う日が来るとは、思いもしなかったなぁ。。
卒業して約12年、母校に顔を出したのはトータル3回くらいの、恩知らずの卒業生ですから…。
こんな機会と時間を与えてもらったのも、何かの“めぐり合わせ”だと思います。
さて、作品の方ですが…
正直、まだ完成していません。
でも、全然、私は焦っていません(笑)。
私自身、この演劇部や、北区つか劇団でお芝居の勉強をしていた頃、“完成台本を稽古する”なんて方が稀有で…
作品は、稽古場で作っていく、役者に合わてセリフが変わっていく、今日イイものができたら、それまで作ってきたものは平気で壊すし、そのシーンごと無くなる、
なーんてことは当たり前の環境で育ちました。
一見、遠回りに思えるその過程が、決して無駄でないことも分かっているから、惜しくないんです。
もちろん、そうではないお芝居の創り方をする世界も経験してきましたが…。
今、私がやりたいのは、前者。
『一輪のひまわり』もベースの台本は書きましたが、ほぼ毎日、稽古を見ては修正を重ねています(笑)。
そして、高校生を大会に出す最後の最後まで、私は粘るつもり。
作品創りも、演出も、演技指導も!
そして…
高校生に、自分たちのパワーが無限大であることに気付いてもらいたい!
自分たちが作品を創っている、という楽しさを感じてもらいたい!
我が演劇部では、今まで先輩が上演してきた伝統作品の中から、自分たちの代にあったものを選んで上演します。その代に合わせて、修正や書き換えはしてもらいますが、毎回、新作を創っているわけではないのです。
そんな環境にいる部員にとっては、今の挑戦が、本当に難しいことも分かっています。
観たことのある作品と、観たこともない作品を演じるのは、全く違う作業ですから。
でも、あなたがオリジナルメンバーであること、
あなただったからこの役が生まれ、
このメンバーだったからこの作品が出来上がった、
ということに、いつか喜びを感じてもらえたら、と思うのです。
私も、高2の同じ時期、初めてオリジナル作品を創りました。
あの時の私たちの気合と情熱だけは半端なかった、と顧問の西澤先生はおっしゃいます。
現代っ子は、感情や情熱を前面に出すことはあまりしないけど、
その世代にしかないエネルギーが間違いなく、あるはず
だから、踏ん張ってね
ここにきて、学生たちが日々、確実に進化しているのが分かります。
嬉しいことです
西澤先生は、この作品に足りない緩急や高低差をつけるべく、いろんなアドバイスをしてくださいます。
さすがに、高校教師であり、演劇部顧問
高校生のコントロールが上手
私がお手上げの時は、西澤先生に丸投げです
昨日、私の演劇部同期の部長・昌美が稽古場を覗きに来てくれました。
彼女もまた、この作品の協力者の一人。
ダンスの振り付けは、オープニングからコンテンポラリーダンスに至るまで、古賀豊先生
そして、明日は、これまで私が共演してきた、としみん(木村寿美さん)が転換ダンスをお手伝いしてくれる。
たくさんの方々に支えられながら、『ひまわり』は少しずつ成長しています。
私の脳内は、ほぼ『ひまわり』のことで…なかなか寝つけない日々が続いていますが…
(役者として稽古している期間はすぐ寝られるのにね)
時間の許す限り、学生たちと一緒に頑張りたいと思います
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コメント
最後の追い込み!頑張れー☆
自分の名前が台本に載るって
嬉しいよね(^m^)
高校生のパワーを見られるのを楽しみにしてます。
投稿: アスカ | 2011年9月18日 (日) 14時29分
私もスッゴい楽しみです!
何も力になれてなくて、申し訳ないケド。。。
現役のパワー溢れる作品を観て、自分達のあの頃を思い出し、今の生活の活力となる!!
頑張れ!現役生!!
頑張れ!瑠美!!
投稿: locomoco | 2011年9月18日 (日) 17時02分