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2011年11月 4日 (金)

学芸会

行ってきました、学芸会

学芸会

ここまでの経緯を簡単に説明しておくと…

私の小学校時代(4~6年生)の塾友達が、今、小学校の教諭をしていて、学芸会で『夢から醒めた夢』を上演するに当たり、調べ物をしていたら、私の名前を発見
私の苗字は珍しいので、おそらく、あの塾友達だろうと、私に十数年ぶりに連絡をくれました。

学芸会の練習真っ只中、しかも『夢醒め』をやる…というので、
「何か手伝えることがあったら云ってね!」と軽い気持ちでいったら、
「じゃあ、練習見に来て!!」
という流れになったのです

すでに、台本は素晴らしく編集されいたし、キャスティングや歌のパート分け等、土台は出来上がっている状態でした。
私の担当は、本番までの2週間、“6年生のやる気を盛り上げる”といったところでしょうか

私が現れた時は緊張してたみたいだけど、一緒に給食を食べたあたりから本性が表れ、
「(担任の)先生は小学校の時から、足速かったですか!?」
「どっちが成績良かったですか??」
「(担任の)先生は、昔から小さかったんですか?」
等々、担任の先生の質問攻め(笑)。
塾友達だから、足の速さまで分かりません

そう、私の友達は、めちゃくちゃ子供たちに愛される“担任の先生”なのです。
指導の仕方は恐いけど

私は在団時代、四季の活動の一環で、100校近くの小学校を回って、とある授業をしてきました。授業の対象は5・6年生。

学校ごと、学年ごと、クラスごと、それぞれに様々な感触を受けてきましたが、
江原小の6年生は、“元気・素直・無邪気”

6年生でこの雰囲気を出せることは珍しいと思うので、実に魅力的な子供たちです

毎日この子供たちを操っている(笑)先生方は本当に大変だと思いますが、
私の友人や、2組の担任の先生、音楽の先生の指導の仕方を間近で拝見し、私はもう感心するばかり。

大人になった今「気付いてはいても見過ごしてしまうこと」をあえて取り上げて指導する、
これが子供を育てるということなんだ…と勉強させてもらいました。

さて、学芸会。
児童鑑賞日と保護者鑑賞日、2回本番があるのですが、
初日の児童発表日、先生(友人)の評価は「20点」
本番に強いと聞いていたのに、思いもかけない低評価に、私もひっくり返りそうになりました。

練習では、たとえば、
本当はもっと声が出るのに、いざ舞台に立つと小さくなってしまったり、
自分の台詞を言い終わる前から、客席にお尻を向けて引っ込んでしまったり、
舞台のスペースはあるのに、人と重なる位置にいてダマになっていたり…

これを解消するために、ひたすら同じことを言い続けました。

私がアドバイスすることは、
自分からお客さんに顔を見せろ!声を聞かせろ!
やると決めたら100%でやる!出し惜しみするな!
これに尽きます。

そして、自分だけ上手だった、良かった、と云われればいいんじゃない。
「6年生の夢醒めが良かった」といわれる学芸会にしようね…と。

担任の先生曰く、初めて4・5年生の舞台を観て、その出来がかなり良かったので、6年生は委縮しちゃったのかも…というのです。

最高学年としての意地、そして下級生に負けていられないという闘争心しか、彼らを変えられないなと思いました。

私は朝から、全学年の発表を観ていき、ラストが6年生。
1年生の一切の怯みがないストレートな台詞・歌声に感心したり、
5年生の『ユタと不思議な仲間たち』も、本物さながらの台本で、東北弁や心を込めて歌うことに長けていて、とっても上手でした。
小学生ってここまでやるのね(笑)

そして6年生。

頭から、「よし、いいぞ」「その調子」など一人一人の頑張りを称えつつ、良かったポイントはメモ。終わった時に、どこが良かったか、具体的に教えてあげたいという気持ちと、メモしておかないと記憶が曖昧になるのが怖いのと…

でも、途中で手を止めました。

文句なしに良いんです。
6年生全体の真剣さ・集中力が、中央で演じている子を引き立てている。
ひな壇で歌っている歌声は、練習の2倍に聞こえる。
照れてしまう子も、その子なりの精一杯で頑張っている、ことが伝わる。

ここまで寝る間を惜しんで準備してくれた先生方を、そして、わずか2週間だけのお付き合いだけど、私のおせっかいなアドバイスを、この子達は信じて、頑張っている。

保護者の方も、来賓席も、食い入るように『夢醒め』を観て、涙していました。
作品の感動?子供たちの成長の感動?

もはや、私自身も分からなくなっていたけど、崇高なひと時だったことには違いありません。

6年生も手ごたえを感じたのか、最後の合唱、そして閉会の言葉を終えた後は、誰からも笑みがこぼれてました
この笑顔が何よりのご褒美ですね。

学芸会

↑終演後、記念写真撮影がありました。

学芸会

↑キャストは交代制なので、ピコちゃんが4人います

私の存在を見つけてからは、引っ張り出され(笑)、保護者の前にもかかわらず、歌ったり写真を撮ったり、ひとしきり舞台で遊びました。

学芸会、学校によって、児童によって、力の入れようは様々です。
でも、今回は、担任の先生・音楽の先生の意気込みに完敗でした。
それも、“子供たちのために”これだけ頑張ってくれる先生方。

そういう先生と子供の頃に巡り会えるかどうかって、成長過程において本当に貴重なことだと思います。
実は、わたしも小学校5・6年の先生が大好きでした。
「やったことをきちんと評価してくれる先生」だから、次もトライしてみよう、頑張ってみようと思えました。

江原小の6年生も、この学芸会の頑張った自分、人を感動させることができた自分を自信にかえて、人生のどこかで発揮してくれたら嬉しいな…と思います

みんな、ありがとう

さて、私は昨晩から体力低迷
子供たちにエネルギーを吸い取られたかしら
風邪を引いたようです。喉が痛い…

皆さんも気温が下がって参りましたので、お身体には十分お気をつけて。。

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コメント

短い期間だったけど、本当にありがとうございました。
感謝してもしきれません。
昨日の感動は今でも忘れられない。
前半は、こどもの1つ1つの動きを気にしていたけれど、途中から子供たちの劇に見入ってた。
こんなこと初めて
気が付いたら、涙が止められませんでした。
みんな、本当に良く頑張ってくれました。
この拍手をもらうためだけに、毎日厳しくしてきたのです。
みんなよくついてきてくれました
暴走族に場面で、途中で停止ボタンに触れてしまい、「正面衝突~」が抜け、私が子どもたちの足をひっぱってしまったよ
ちゃんと続けてくれてありがたかった

投稿: yumiko | 2011年11月 4日 (金) 16時39分

>yumikoちゃん
お疲れ様でした!!今日はちゃんと休んだ??
早速、コメントありがとう
疲れていたyumikoちゃんの体が心配だったのに、こっちがダウン情けないわ。。

しかし、昨日はみんなが笑顔で終えられて本当に良かったね6年生のプライドを見せ付けられた感じかしら。
一人一人の台詞や歌の力量を超えて、みんなでこの舞台を作るんだ!という意気込みに感動させれちゃったんだろうね
ひいき目抜きに、6年生はダントツでした
先生は準備に指導に…お疲れ様でした

暴走族のラストは、トラブルだったんだ
急遽カットしたのかな…と思ったくらいで、2人が気転を利かせて対応してたから気にならなかったよ。立派だ

先生と生徒達との傑作
拝見できて光栄です

投稿: るみこ | 2011年11月 4日 (金) 18時14分

こんばんは
今中一で元江原でした
この時5年生でユタと不思議な仲間たちをやりました
僕のセリフは第一声で緊張しましたが・・・
T先生には小3小4とお世話になりました(´∀`)ノ
あの夢から醒めた夢を見て劇団四季が好きになりました。
あの悪さばっかしてた6年生がすばらしい劇をしていて倍感動しました

投稿: しょうご | 2014年1月21日 (火) 20時54分

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