アンパンマン手袋物語
先日、初めて娘の手袋を買いました。
実はずーっと買い渋っていた手袋。
というのも…
娘は洋服以外の何かを身につけることが、とにかくイヤなようで…
帽子、スタイ、靴下、靴、カバンetc...
付属品をことごとく排除します。
一番困るのは、食事用のエプロンをしてくれないこと。
首が切れるんじゃないかって程の力でエプロンを剥ぎ取ろうとするので、もう諦めて、洋服をエプロンだと思うことにしました(~_~;)
そんな娘なので、きっと手袋もすぐに外して使ってくれないだろうと思ってたんです。
ちなみに、、子供用の手袋って結構値段するんですよね^^;
といっても千円前後なんですが。。
全く使ってくれない千円は高いものです!!
しかし、やはりベビーカーに乗せていると手だけ冷たくなってしまってかわいそう。
私なんて11月から手袋してるくらいなのに。。
結局一ヶ月くらい、買うか買うまいか、お友達は手袋を嫌がらずにつけているか、などチェックしながら悩み続けていたのですが、結局、セールになっていたのを機に(笑)購入を決意!!
ヒモ付きタイプか、
キャラクターものか、
私の好みでイチゴ柄にするか、笑
迷ったあげく、アンパンマンの赤いミトンの手袋に決定!
最近、娘はアンパンマンかミニーちゃんにどっぷりハマっているので、完全にキャラクターで釣ることしました!笑
笛が入っているので、叩くと「ピ~ッ」って鳴ります。
これも購入の決め手に!
娘に渡すと、想像以上に大喜び!
「パンマン!パンマン!!」
(娘はアンパンマンのことを「パンマン」と呼びます。)
叩くと鳴ることを教えたら一層興奮してヤミツキです。
「(私の心の声)パンマン様々だわ。作戦成功!」
そして翌日。
早速、パンマン手袋とともにお出掛け。
私「パンパンして~!」
というと、娘は手を叩いて笛をピーピー鳴らし、「キャーキャー」云って喜んでいました。
さて、池袋で買い物の寄り道をしてから私の実家へ。
じじ&ばばと遊んでいる娘を見て、「そーだ、じじにパンマンの手袋見せてあげなよ~」といいながら私はカバンをガサゴソ。。
あれ…
ひとつは出てきたけど、、片方が…?
…ない。
カバンをひっくり返しても…出てこない。。
「落としたかも…T_T」
実は買い物中、娘がパンマン手袋をわざと床に落としてはケラケラ笑う、という不可思議な遊びにハマっていたので「無くしちゃうよ~!」といいながら、私は自分のカバンに両手袋ともしまいました。
それなのに、入っていないということは…財布やカードケースの出し入れ時に私が落としたとしか考えれません。
そこからは必死に捜索!
最後に買い物した実家近くのコンビニ。
地元の駅。
池袋駅。
東武百貨店。
カバンを開けた記憶をたどって、手当たり次第、電話を掛けました。
しかし、電話の捜索では見つからず、唯一、東武百貨店の遺失物係だけが「見つかったらご連絡します」と云ってくれたので、私の連絡先を伝えました。
たかが子供の手袋。
自分自身のだって、何度も失くしてきたし…
また買えば済む話だけど…
あんなに喜んでくれた手袋を”昨日買って今日無くす”という自分の失態がとにかく許せないし、悔しい。
無くさないように…と、しまったはずなのに。。
やむを得ず、翌日は片方だけでお出掛け。
「パンマン!」と云って喜んでしてくれますが、これじゃ手袋の用途果たしてないよな。。
↑
あら、納得いってないご様子。。
その日の夕方。
知らない番号から不在着信と留守番電話。
「東武百貨店、遺失物係のSです。お探しの手袋が見つかりました…」
私「・・・٩(๑꒦ິȏ꒦ິ๑)۶」
すぐに電話し、担当のSさんと確認。
確かに、”アンパンマンの顔がついた赤いミトンの手袋”とのこと!
不幸中の幸いで(?)、落とした場所が東武百貨店内だったことが奇跡でした!
もし、池袋駅構内や一般道だったら、こんな小さな片方の手袋はもう返ってくることはなかったでしょう。。
しかも、すぐに引き取りに行けないことを伝えたら…
遺失物係のSさん「お子様、無いと不便でしょうから郵送しますね。」
私「では、着払いにしてください。」
遺失物係のSさん「この小ささなら定型の封筒に入りますから、普通郵便でおくりますよ。」
と。。
見つかっただけでも有難いのに、どこまで親切なのでしょう…東武百貨店様!!
というわけで、
初日:購入
2日目:初めてのお出掛け→紛失T_T
3日目:東武百貨店から連絡ヽ(≧▽≦)ノ
4日目:発送
5日目:到着(ू ˃̣̣̣̣̣̣o˂̣̣̣̣̣̣ ू)♡
という流れで、無事、娘のもとへ帰ってきました!
しかも、心あるご丁寧なお手紙つきで!!
遺失物係のSさん、本当にありがとうございます。
もちろん、落ちている手袋を見つけ、届けてくださった方もありがとうございました!
そして、無くした日、実家で大騒ぎしていたので、早速両親にも報告。
すると、もう無くさないように…と、後日、母が毛糸を用意し、つなぎ合わせてくれました。
たくさんの人の温かい心を介して、娘の元に戻ってきた手袋。
以来、財布よりも大事に扱いながら(笑)、毎日一緒にお出掛けしています。
私「パンパンして〜」
娘「ピー!ピー!…へへへッ(≧∇≦)」
この笑顔がまた見られて、とても幸せです
| 固定リンク
この記事へのコメントは終了しました。
コメント